新入社員の1年間で最も印象に残っていることは…目視検査の仕事で大きな不良を見逃し、先輩社員の再チェックで指摘を受けたときのことです。今でもその時のことを鮮明に覚えています。私は、仕事の流れを一通り覚え、検査の精度に少しずつ自信が芽生えた頃でした。「見えているはずだったのに…」とその時はショックでしたが、先輩社員の品質管理の意識の高さに気づくとともに、「失敗を糧（かて）にもっと自分の正確さに磨きをかけるぞ！」と気持ちを新たにし、「作業中の集中力をさらに高める工夫」を自ら考えるきっかけとなりました。そして、入社から2か月目には“合格“のお墨付きをいただいてひとり立ちすることができました。
昔から図画工作が好きで、高校では情報技術のクラブに所属していました。モノづくりにはもともと興味があり、今の仕事が好きです。
一緒に働く仲間は同年代の若い人も多く、海外からの実習生もいます。いわゆるやさしい日本語で会話し、休みの日には一緒に遊びにでかけています。みんな気のいい仲間です。
今私は、仕事を教えてくれた先輩のようになりたくて、後輩ができることを心待ちにしています。なんでも相談できる先輩になれるよう自分に磨きをかけ、マイクロテクノの品質管理の最後の砦になれるようがんばっています。